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中山道御嵩宿
前回紹介した江戸から数えて中山道51番目の太田宿に引き続き昔の面影が
少ない伏見宿(50番目)をとばし 往時の面影を色濃く残されている49
番目の「御嵩宿」を昔の旅人の気持ちで楽しんできました。
歌川広重の浮世絵 「御嵩」
大寺山願興寺(おおてらさん がんこうじ)
弘仁六年(815)伝教大師によって創建されたといわれる天台宗の
古刹。二度にわたる兵火により本堂等は焼失したが、国の重要文化財、
指定文化財である本尊・薬師如来像をはじめ諸仏像は焼失をまぬがれ
本堂を板一枚、柱一本を持ち寄り見事に再興された。
二度の焼失にもめげず庶民により寄木で再建された本殿は民衆に親しま
れ愛されていたことが偲ばれます。
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商家竹屋
繭・木材・綿布などを取り扱い 名古屋では竹屋街とよばれる借家街を経営
するなど総合商社の先駆けとして栄えた商家だそうです。
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大智山愚溪禅寺(だいちさん ぐけいじ)
臨済宗の古刹 京都龍安寺を造り上げた名僧 義天玄承によって
開創され 、「臥龍石庭」(がりょうせきてい)として表現した美しい
石庭が見られます
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ここのお寺の石庭は素晴らしくHPにて改めて載せる予定を
しています。
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昔を偲ぶ 太田宿の風景
江戸(日本橋)から京都(三条大橋)までを結ぶ五街道の一つ中山道六十九次
のうち江戸から59番目にあたる「太田宿」を散策してきました。
前回紹介した上街道「土田宿」の馬頭観音から木曽川を経ての引き続きであります。
太田宿中山道会館の榎と宿り木
中山道太田宿の歴史文化を紹介するための観光施設です。
3月ごろにはシンボルツリーの榎と宿り木に渡り鳥のヒレンジャクが
実を食べにくるようで多くの野鳥フアンが撮影に訪れるそうです。
旧太田脇本陣林家住宅
みごとな”うだつ”が美しい〜
旧小松屋
御代桜醸造
美濃の地酒 御代桜(みよざくら)
もちろんお買い上げしてきました。
その当時の旅人におもいを馳せながらの一献は
とても美味しかったです。
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切り道しの馬頭観音
木曽街道(上街道)の道しるべとして土田、石原村境の切通しに1813
年 往き交う人馬の安全と供養のために建立された馬頭観音です。
切り通しとは、山や丘などを掘削し人馬の交通を行えるようにした道です。
現在は国道41号線をカーナビ付きでスイスイと車を走らせているのですが
当時は中山道へと結ぶこの道の馬頭観音を道しるべとして中山道の宿場町
土田宿(1694年伏見宿の新設に伴い後に上街道の宿場町となる)まで
あと少しとほっとしたことでしょう。厳しい道のりを苦労してたどり着く
喜びがひしひしと伝わてきました。
笠地蔵と馬頭観音
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馬頭観音光背には「右は かち(徒歩)道、左ハ馬道、川渡(太田の渡し)
ハ東道」と刻まれています。
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